大学の授業が始まった
10 月から放送大学教養学部情報コースの学生になった。
僕は高校を 1 年の 2 学期でドロップアウトしている。高認(当時は大検と言っていた)は受けて 18 際の時には卒業と同等の資格は持っていた。
そのあと何となく受験はしてみたものの、そんなモチベーションで合格するわけもなく、ノリで上京してあれこれしている間に Web の仕事をひたすら頑張る日々に突入していく。
その後は運よく学歴がなくてもそれなりにキャリアを進めることができた。
なので、特に学問について深く考えることもなく生活をしていたんだけど、今年に入ってクリエイティブコーディングと呼ばれるようなことに首を突っ込んでみたところ、それが自分の中でしっくりきたのでもうちょっと踏み込めないかと思っていた。
そんな矢先にIAMASの進学説明会がリモート開催されるというので話を聞いてみた。 結局、今僕が岐阜に住んで大学院行くのなかなか難しということになったんだけど、なんか自分に基礎教養というのが全くないんだなということにも気がつき、大学院ではなくて学部からやってみるのはどうかなと思ったのがきっかけ。
帝京大学の理工学部に進学する人が何人か周りにいたのだけど、通いやすさ(カリキュラムや学費や距離的問題)を優先して放送大学を選んだ。
情報コースではあるけど教養学部なので広い領域を学ぶことができる。とはいえ 1 年生なので基盤科目という必修単位をメインに
- 問題解決の進め方
- 初歩からの数学
- 日本語アカデミックライティング
- 錯覚の科学
- 映像コンテンツの制作技術
- 情報学へのとびら
をとった。
5 年で卒業するには 1 学期に 6,7 科目のペースで進めていく必要がある。
1 科目は 1 コマ 45 分の放送が 15 回ある(面接授業というのがあってそれはまた別)
テレビやラジオは必要なくて、全部オンラインにアーカイブがあるので学生はそれを閲覧して学習することができる。その際 1.5 倍速で再生ができるので 1 授業 30 分で終えることができる。が、放送と教科書に結構差があったりするので、教科書もきちんと読むとなるとそれなりに時間がかかる。
期末(今回は 1 月末)の単位取得試験を受けるためには、「通信指導」という中間テストのようなものに合格しないといけない。この締め切りが 11 月末なんだけど、試験範囲が全授業っぽいのでどういうスケジュールで進めていいのか困りながら最初の 1 週を終えてしまった。
真面目に学習計画を立てないと痛い目をみそうだ。
子どもが思春期になって「高校辞めたい」と言い出すまでには卒業したいと思う。